フォト日記2月11日
コダックのDC20という、おもちゃのようなデジタルカメラを気まぐれから買ってしまったので、これも気まぐれで「フォト日記」というのを、たまにアップしようと思っております。さてさて、いつまで続くことやら・・・・・・?
2月11日、今日は生まれて初めて超高層ビルの展望台なるものに登りました。といっても、そこに登るのが目的ではなく「国境なき医師団」の写真展を見るのが目的だったのですが・・・。
歳を取るにつれて、出かけるのがおっくうになる−−−という年齢でもないのかも
しれませんが、なぜか最近、積極的に外へ出る事が少なくなってきました。これでは
いけないと思い、友人を誘ったリしてみるのですが、皆それぞれの生活に忙しく私のようなひま人につき合う人はいないようです。しかたなしに意を決して一人で出かけ
ました。
エレベ−タに乗り、620円也の展望台入場券を買って、まずはフロア−を一回り
してみる。天気も良くなかなか快適であります。窓辺に寝そべっている子供の横では
母親が携帯電話をかけていました。
「国境なき医師団」写真展。
池袋サンシャイン60展望台スカイギャラリ−、97年1月27日から2月11日。
入り口の解説にあった「写真家に何が出来るか」という言葉が印象的でした。
それにしても、なぜこんなところでやるのでしょうか?
10人の写真家は皆ユージン・スミス賞をとったことのある写真家だそうです。
皆それぞれ素晴らしい写真でした。悲惨な写真が多いのかと思ったら、人間の内面
を描き出したヒュ−マニティにあふれた写真がほとんどでした。
写真展のパンフレットから
帰りぎわ入り口でパンフレットを買っていると、一人の若者がボランティアについて
質問していました。広報紙の購読申し込みをしている若い人もけっこう多いようです。
もちろん私も申込みました・・・・。ということは私もまだ若いという事でしょうか?
展望台を降りるころ池袋の街には灯がともりはじめていました。
帰ってきてNHKテレビを見ていたら、最近の若者について、「外見は変わっても中身は昔と同じだ。ただ人間は外見で人を判断してしまう。」と北海道に住む山岳写真家でもあり、高校の生物の先生でもある、市根井さんという人が言っていました。
なんとなく納得できる言葉でした。
Last modified: Fri Feb 14, 1997
Copyright (C) 1997 Yasuaki Hayashi